Others

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
来るぞ来るぞ!と言われて久しいNetflix。言わずもがなだと思いますが、アメリカでスタートしたVODサービスです。ユーザー数はいまや米国内だけで3900万、世界全体では5700万にも達しているそうです。とくに、海外でのサービスを増やすのが戦略的に急務だとか。日本は市場が独特だから来ないんじゃないかと言われてましたが、どうやら今年ホントに来るようです。

“信頼すべき情報筋”から仕入れた話では、今年9月にサービスインするそうです。もっとも“5月説”も流れていますからあまり明言できませんね。ただとにかく、今年日本上陸するのは間違いなさそう。


netflix

NeflixのWebサイトの表示。日本語が使われている、ということは・・・?
https://www.netflix.com/global


Netflixは、米国ではVODサービスの覇者のポジションを獲得しているようです。そしてそもそも、VODサービスは世界的に見てもはじまったばかりで、大がつく成功を果たしたのはNetflixのみなのです。ではNetflixはどうしてそこまで成功できたのでしょうか。

少し前まで、日本ではVODは成功しないと言われてきました。無料のテレビ放送が強いので、わざわざお金を払ってまで見ないのではないかという見方。でもそれはおかしい。なぜなら、ビデオレンタルは市場として立派に成り立っていたからです。“いま見たいもの”にはお金は払う。

実際、VOD事業として軌道に乗っているサービスはたくさんあります。テレビ局のオンデマンドサービスは黒字化を果たしているようですし、GyaOはテレビCMでよく見るようになりました。それになんと言っても通信キャリアがはじめたdビデオやビデオパスは両者合わせて500万人を越えるユーザー数となっています。2013年の映像配信市場は1,230億円と前年比20%以上の成長を示したと、デジタルコンテンツ協会は発表しています。

とは言え、まだまだあんまり普及しているとは言えません。だから伸びしろは十分なわけですが、これだ!という決め手に欠いているのだと思います。


ひとつ大きな要素がインターフェイスです。使いにくい。とくに映画やドラマを選ぶ際には、使いにくいと萎えます。多くの人は、見たい作品が決まっているのではなく、インターフェイスを操作しながらどれを観ようか悩んでいるのです。その時に、使いにくいのは致命的。これはこのシリーズの「その1」で書いたことと重なります。

もうひとつは、前回書いたテレビで使えるかどうか。これも前回「その3」で書きました。


この二つを合わせると、「テレビで使いやすいサービス」がポイント、という結論が出てきます。つまり、VODにはまだテレビで使いやすいサービスがないから“まだまだ”感が漂っているのだと思います。

そしてどうやら、Netflixは「テレビで使いやすい」ようなのです。その最重要ポイントが、”Netflixボタン”です。アメリカで伸びたひとつの要因が、あちらで売られているテレビのリモコンにはNetflixボタンがついている。

いまあなたの家にあるテレビ。よくよく調べると、VODサービスにアクセスできたりしませんか?私の家のブルーレイレコーダーにはTSUTAYA TVとアクトビラ、T’TVという3つのVODサービスにアクセスできます。でも使うことは滅多にありません。いろんな理由がありますが、これらのサービスがリモコンに表示されていないのは大きいです。そんなサービスがあるのだと、意識する機会がないからです。

さらに、アメリカでのNetflixボタンは、一部は電源ボタンを兼ねているそうです。テレビをつける際「えーっと放送を観ようかなNetflixでビデオを観ようかな」と選べる。これは革命的です。



日本にNetflixがどんな形でやって来るのか、楽しみです。これは私たちのコンテンツ生活を大きく変えてくれるかもしれません。どんな操作性で登場するのか、期待して待ちましょう!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「Others」関連記事

> 「Others」カテゴリ一覧

MData 企業サイトはこちら

アクセスランキング

サイトの更新情報を確認

  • facebook
  • twitter
  • rss

月別更新記事一覧

著者一覧