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乃木坂という坂がある。

東京の港区にあるこの坂を上ると、六本木と青山に通じる外苑東通りに出る。坂の途中には大手音楽会社、坂を下ると大手タレント事務所がありその先には民放テレビ局もある。

「Talent Rank」にはなにかと縁のある場所だ。坂の名前の由来は、この地に居を構えていた乃木希典大将の殉死を悼むためで、乃木大将の邸宅は今も乃木神社の境内に保存されている。乃木大将はあの203高地を落とすために奮闘したが、今の若者は乃木と聞けば「203」ではなく「46」という数字の方がしっくりくるのかもしれない。



エム・データが提供するタレント全量データサービス「Talent Rank」を見ると、乃木坂46のパワーが非常に強力であることがわかる。

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上図は「Talent Rank」の四半期別レポート「タレント四季報」最新号(2018秋)の性年代別Twitterランキングの30代男性だ。

30代の男性が期間中最もツイートしたタレントが乃木坂46である。2位以下のタレント名は伏せさせていただいたが、これは実際にタレント四季報を手にした時のお楽しみにしていただければと思う。Talent Rankとタレント四季報の入手方法は、エム・データまでお気軽にお問い合わせを。




さて、このランキングの男性Twitterのスコアを見ていただこう。

これは男性全年代のツイート数だ。これを見ると、乃木坂46は30代男性だけではなく男性全体でも最も多いツイート数を獲得しているのがわかる。

では女性も含めて全性別年代において乃木坂が一位なのかというと、実はそうではない。


男性では一位だが、女性Twitterを見ると乃木坂46の数値はそれほど多くないことがわかる。男女差の多いタレントだ。30代男性のランキングの2位、4位のタレントと比べていただけるとよくわかる。性別差の多いタレントと、性別差の少ないタレントがいるのだ。

また、この性年代別ランキングでも乃木坂46が一位なのは30代男性まで、つまり10代男性から20代男性、30代男性では乃木坂は一位だが、40代から上の男性では他のタレントが一位、女性では全年代にわたって乃木坂以外のタレントが一位を獲得している。




Twitterから見ると乃木坂は男性10代から30代に強いタレントだが、他の性別、年代では別のタレントの方がより多く話題になっていると言える。

若い世代から見ていくと、乃木坂46の坂のピークは30代男性にある、というわけだ。

そのタレントの支持層がデモグラのどの辺りにあるのかを知ることは重要だろう。特に乃木坂ぐらいのタレントになれば、一位ではない世代では他のタレントとどのぐらいのギャップがあるのか、つまりコア支持層以外でもどのくらいのパワーがあるのかを把握することは重要だ。わかりやすく言えばコア層以外でどの程度使えるのか、ということだ。仮に一位ではない特定性年齢層で乃木坂のポジションがどの辺りで、それと同程度かそれより上のタレントには誰がいて、ギャップがどのくらいでなどなどが見えてくると、あ、この層にも行けるよね、ここまではターゲットに含めてワークするんじゃない、みたいな判断ができるわけだ。広告主サイドはタレントのこのような数字を見て、ああでもない、こうでもないと日夜議論を深めていくわけで、実はターゲット層以外での数字は結構重要であったりするし、そこが決め手になることはよくある。




では、大まかに言って性年代別のTwitterランキング全体からはどのようなことが言えるのだろうか。

全体感からいうと、性別によるギャップの方が年代によるギャップよりも大きいということが言える。たとえば、女性Twitterランキングでは全年代であるタレントが一位となっているが、男性層でそのタレントが一位を取っているのは60代男性のみだ。

ここで面白いのは、60代男性だけが一位が男性タレントであるという点。それも女性が圧倒的に支持しているあの男性タレントが60代男性でも一位なのである。60代男性は嗜好が女性化、というよりは中性化していくのだろうか。男性アイドルは女性層全般とシニア男性には刺さるということなのか。たぶん、一般に性による格差は年代による格差よりも強いが、それはシニアになると薄れていく、ということなのかもしれない。




Twitterで話題にされるタレントのカテゴリーを見ても、男女による差は大きい。

女性は全年代でアイドルが強いが、男性は若年層からお笑いタレントやYouTuberなどアイドル以外のカテゴリーのタレントへの関心も強い。特に乃木坂のピークを越える40代男性層から上の年代ではスポーツ選手や文化人、製作者など、Twitterで話題にするタレントのカテゴリーが広がっていく傾向がある。これはなんとなくわかる。

そして60代になるとまたアイドル中心となり中性化していく男たち。結婚を終え、子供も成長し、ビジネスの現場から退いていくと、孫や家庭の影響で話題が女性化、若年化していく部分もあるのかもしれない。女は生涯女である続けるが、男が男であるのは、、、




ただ、乃木坂46は50代男性でTwitterランキングの底を迎えるが、また60代男性では上り坂となる。これを乃木坂のオヤジ登り返しなどと呼んだら、怒られるだろうか 笑




※Talent Rankやエム・データへのお問合せはこちらから

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